7月8日には、入院患者さんを近隣の体育館（ビッグアリーナ）にお連れして、スポーツでリフレッシュしました。
バドミントンや卓球を楽しんだのですが、スポーツはプレースタイルやリアクションにその人の個性が表れます。
そして、ボールやシャトルに集中してプレーしていると、他のことを考えることもなく、ただただ、その瞬間に夢中になれます。
瞑想などで大切にされる、「いまここ」に集中するという作業が、自然とできるのがスポーツかも知れません。
入院患者さんは、様々なことを考えながら、入院生活を送っていらっしゃいます。
治療・退院後の生活・仕事・家族など、不安を感じることも多いことと思いますので、少しでも心や思考がリフレッシュできればと、様々なレクリエーションや企画を行っています。
ビッグアリーナでのスポーツは、1ヶ月に1回の開催です。
7月5日、6日の2日間、以前に入院されていた患者さんお二人が、クリニックをたずねて下さいました。
外来受診や、同時期に入院されていた地元の患者さんとの再会のための来院でしたが、せっかくの機会でもあるので、お二人にご自身の体験談や、現在の生活、アトピーとの付き合い方をお話し頂く座談会をひらきました。
ご自身でBSCを継続し、よい状態を維持していらっしゃるお二人の体験談は、誰よりも説得力のあるお話しで、参加した現在の入院患者さんもとても参考になった様子でした。
貴重なお話しを聴かせて下さったお二人に感謝です。
ナチュラルクリニック２１では、外来診療を行っている日は毎朝、入院患者さんを対象とした瞑想会を開催しています。
院長自ら、イメージからの気付きを重視した瞑想誘導を行い、朝の瞑想は始まります。
入院前は瞑想の習慣がなかった方も、精神と脳のリフレッシュタイムとして瞑想に参加し、なくてはならない時間となっています。
また、瞑想の前後には院長が様々な分野についてお話しをすることがあるのですが、それもまた、患者さんには目からウロコだったり、新しい価値観・情報に触れる機会となっているようです。
そんなふうに、入院中に出会った新しい情報、価値観によって、退院後の人生が楽しくなったとおっしゃる患者さんも沢山いらっしゃいます。
数ヶ月の入院生活です。
健康を取り戻したり知識を得るだけでなく、心の面や、生き方についても何かを持ち帰って頂ければといつも願っています。