| 質問: |
先生はサイモントン療法やホリスティック医療など、人の全体を診る医療を目指しているようですが、そのきっかけはなんですか? |
| 先生: |
僕は高校1年のときに喘息で入院したんです。ストレスや大気汚染が原因ですが。年間10回ほど入院したものですから、もちろん単位は取れず、1年休学し、田舎へ引っ越して療養しました。それでもあまりよくならず、挙句の果てに結核の疑いを掛けられ、6ヶ月間、結核病棟へ入れられたんです。 |
| 質問: |
ええ!? 先生は結核だったんですか? |
| 先生: |
いいえ、結局結核ではなかったんです(笑)。それでその時、自分の人生について深く考えるようになりました。いわば自分にとってその病棟は、そこからは一歩も外へ出られなかったので、牢屋のように感じました。だから、外での生活が本当に新鮮に感じ、短い人生を楽しまねばならないと思いました。それで、病棟から退院したときには、好きなように生きました。いろいろな本を読んだり、語弊があるかも知れませんが、勉強をすることさえ楽しく感じました。 |
| 質問: |
大変な青年時代を送ったんですね。ところで医師を目指したのは先生の入院体験からきているんですか? |
| 先生: |
それもありますね。そのころひょんなことから人助けをするようになり、「人を救うのは自然の摂理ではないか?」と感じ、医者を目指し医師になりました。そして、勤務医として働き始めたとき、自分の理想とする医療が出来ないことなどのストレスから再び喘息を患い、その経験から病気は自分自身が作り出すストレスからくると感じ、自分か感じるストレスを無くすようにしたんです。つまり、考え方を変えるというか。。。そうすると、ストレスが無くなり、体調も元に戻ったんですね。 |
| 質問: |
なるほど、それが今の先生の目指す医療の土台なんですね。ところで、ナチュラルクリニック21という名前には何か意味があるんですか? |
| 先生: |
ナチュラル…つまり自然に戻っていけば、病気は治る、人間は自然の一部なので、自然と調和することが大切という意味で付けました。現代医療は悪い部分を切って・焼いて・貼っての世界ですが、それだけではだめなんですよね。問題の根本原因を解決しなければ治らないんです。かといって、現代医療に反対しているわけではないんですよ(笑)。そして、これからの21世紀の時代の医療は、現代医療を取り入れつつ、自然に戻り、心の中で生じているストレスの原因を無くしていくという意味で21なんです。 |