ナチュラルクリニック21

安全性

バチルス入浴療法の安全性

当院では2005年にBSTを開始して以来、300例以上の症例を経験してきましたが、問題になる感染症は発生していません。
バチルス入浴療法は、浴水を長期間換えずBacillus 属細菌を培養しながら人体からの老廃物を分解し水質を保つという特異な療法であるため、安全性の確認を行いました。

安全性確保のため、BSTでは、原則として一人に対して1つの浴槽を使用することが望まれますが、日本では家族内で使用する場合も多いと思います。

その際、最も気をつけねばならない事は、下痢症状を引き起こす耐熱性ウィルスであるノロウイルス(Norovirus)ロタウイルス(Rotavirus)の感染です。下痢が生じているときは入浴を控えてください。

また、同じ浴槽を使用している健常者に皮膚炎が生じたときは、入浴を取りやめて当院にご相談ください。

※当院では、BSTの安全な普及に努めています。BSTを始める方は、必ず当院を受診して教育プログラムを受け、BSTに関する知識を得てください。

安全性の確認試験

病原菌で最も浴水への感染が危惧されるレジオネラ菌は、10年間で170回以上の検査にて一切認められておらず、BST浴水ではレジオネラ菌が繁殖できないことを実験で確認しています。

また、安全性試験として、発酵粉末を浴水と等濃度に懸濁して1週間培養した培養液を使用し、メダカを用いた急性毒性試験、および26名のボランティアによる内服試験を行い、安全性を確認しています。その他感染が考えられる微生物についても安全性を考察しています。
院内に検査室を設け、常勤の2名の臨床検査技師が患者さんの皮膚のブ菌数の検査、浴水のバクテリア 浴水のアンモニウムイオン・亜硝酸塩濃度、有効バクテリアの検索等を行っています。

検査1 検査2

※レジオネラ感染では肺炎が生じます。肺炎が生じた際は医師に浴水を換えない入浴を行っている事をお話しください。