治療の現場から

       

入院の問い合わせはご家族からも

2020.09.26スタッフブログ

こんにちは。

ナチュラルクリニック21で、入院の申し込み窓口を担当している中川です。

私は、いつも全国各地の方から当院への入院についてのお問い合わせに対応しているのですが、患者さんご本人からだけでなく、ご家族、特に親御さんからも連絡を頂きます。

電話

患者さんが未成年の場合はもちろんですが、20代~40代といった成人患者さんのご家族も珍しくありません。

過去に入院なさった患者さんの中にも、ご本人以上に、ご家族(特に親御さん)が治療や入院に積極的だったケースが数多くあります。

重症アトピー患者さんは、幼い頃からの生活習慣や遺伝的な要素が症状に影響していることも多いため、親御さんが強く責任を感じていて、「我が子のために何か出来ることはないか」と必死に考えていらっしゃるのです。

●重症で動くのもつらい20代の息子さんをマイカーに乗せ、九州から運転して来院したお母さん。

●ご自身の重症アトピーが当院での入院治療で改善したために、同じくアトピーがある娘さんの入院を後押したお父さん。

●重症アトピーでうつ状態になった兄を心配し、問い合わせを下さった妹さん。

●アトピーでひきこもり状態になった40代の息子を心配して、何度も問い合わせを下さったお母さん。

印象的なケースは挙げればキリなく、それぞれのご事情を電話口で聴かせて頂いてきました。

また、重症アトピー患者さんは、年齢を問わず働くことが難しい状態であることも多いため、経済面を家族の方が支援して下さることも、よくあります。

私は、入院なさる重症アトピー患者さんやそのご家族と、最初の問い合わせから退院の日(場合によっては退院後)まで関わらせて頂いているのですが、患者さんが症状を改善させて退院なさるとき、はじめに当院に問い合わせの連絡を下さったご家族のことを思いだして、じんわりとした嬉しさを感じてます。

検索画面

どこでどのような治療に取り組むかは、当然ながらご本人の意思が何より大切ですが、これまで受けてきた治療に行き詰まりを感じているアトピー患者さんには、当院での入院治療もご検討頂ければと思います。

入院までの手順・入院お申込み

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