治療の現場から

       

映画 蘇生Ⅱ上映会に参加しました

2019.11.13スタッフブログ

芸術の秋なので・・・というわけでもありませんが

11月6日に高山市内で

[蘇生Ⅱ~愛と微生物~]

という映画の上映会が開催されたので、患者さんをお誘いしました。

映画では主に、福島第一原発事故の後、放射能の対策として有志のボランティアが有用微生物群を山林や田畑に散布したことによって、土壌や環境中の放射線量や作物の放射能が著しく減少している事実や、有用微生物群を活用した河川の水質改善の例を紹介しています。

そして、微生物には地球環境を蘇生させる力があること。

微生物の働きは、扱う人間の思考の影響を受けること。

などなどが、わかりやすく解説されていました。

また、上映後には映画を製作した白鳥哲監督の講演もあったのですが、その中で、鹿児島県で焼酎を造っている杜氏さんの「造る側の中に『自分は微生物よりえらいんだ』という意識があると美味しい焼酎はできない」という言葉が紹介されました。

当院でも、微生物の力を借りたバイオ入浴という療法を提唱していますが、この杜氏さんの言葉は浴水の管理をする上でも同じことが言えると思います。

当日は何名かの入院患者さんだけでなく、外来診療を済ませた久保院長も映画や講演に参加しましたが、治療者側と患者さん両方が同じ情報を共有することが出来たことも、いい時間となりました。

映画「蘇生Ⅱ」は最近全国各地での自主上映会が解禁になったばかりの作品です。

興味のある方は、お近くの上映会情報を探してみてくださいね。

担当:中川

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