治療の現場から

       

秋・冬の入院感想「クリニックはポカポカでした」

2020.10.07スタッフブログ

こんにちは。ナチュラルクリニック21入院担当の中川です。

10月に入り、高山は肌寒い日が増えてきました。

例年なら10月9~10日は、2日間で20万の観光客が訪れる秋の高山祭で街中がごった返すのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、残念ながら中止。

数年前にリニューアルした駅周辺も寂しげです。

しかし、自然界にコロナ自粛はありませんから、間もなく市内のあちらこちらで美しい紅葉が見られるようになってきます。

当院から車で少し走ったところには岐阜県内有数の紅葉スポットがあるので、入院患者さんを紅葉狩りにお連れするのも定番の行事です。

ところで、どうやらこの地方以外の方にとっては、冬の飛騨高山というと「とんでもない雪と寒さ」と思われがちのようです(笑)

確かに雪は降りますから、車にはチェーンやスタッドレスタイヤが必須です。

 

タイヤチェーンダウンジャケット

この時期に入院なさる患者さんには「防寒着も用意してきて下さいね」ともお伝えしていますが、市内やクリニック周辺が何ヶ月も雪や氷に覆われた世界になってしまうというわけではありません。

それに、外気温が冷え込んでも当院の建物内は年中暖かなので、観葉植物がぐんぐん成長しています。

パキラ

ということで、今回は秋冬のナチュラルクリニック21での入院生活が何となくイメージして頂けるよう、昨年の冬場に入院なさっていた患者さんが書いて下さった、入院生活の感想をご紹介します。

「ナチュクリの院内は、共有スペースや全病室にオイルヒーターがついていて、一日中ポカポカ。久保院長に『アトピーの人には、乾燥しないオイルヒーターがお勧めだよ』という話を聞いてとても納得しました。

オイルヒーター

『飛騨高山は雪国だから、雪遊びができるかな?』

なんて思って楽しみにしていたのですが、私が入院していた年は、雪遊びができるほどの雪は12月も1月も降りませんでした。

でも、時折降る雪が高山の自然とマッチして、雪が降る度に毎回感動していました。

クリニックのベランダから

入院仲間と食堂から雪景色を眺めたり、みんなで食堂にある薪ストーブに薪を入れて火をおこしたり、たまに薪ストーブを使って焼き芋をしたり、トランプをしたりして、ほんわか楽しいのんびりした冬時間を満喫した経験は、一生忘れられない大切な思い出です。

薪ストーブ着火

入院初期は外の景色を見る余裕すらなかったのですが、散歩に出られるようになってからは、本当に気持ちがよくって、ほぼ毎日2時間ほど散歩を楽しみました。

散歩道

世界中から外国人観光客がやってくるほど、周囲の大自然と街並みが美しい飛騨高山の『紅葉の秋』と『雪景色の冬』を撮り溜めたスマホの中の写真達は、今見返しても、とても美しく、今度は家族と旅行で遊びに行きたいなと思っています。」

高山の街並み

以上が昨年入院なさっていた患者さんの、秋冬のNC21と高山の感想です。

今年はしばらく満床状態が続いていて、入院まで数ヶ月お待たせするような状況が続いていますが、年末年始を含む冬期は、もう少しお受入れがスムーズになるかも知れません。

入院を検討なさっている患者さんは、参考になさって頂ければと思います。

※この記事に登場する高山駅と赤い橋周辺の画像は、高山市公式観光サイトからお借りしました。

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