入院患者さんの感想」カテゴリーアーカイブ

入院患者さんの感想 K.Eさん 平成29年10月退院

K.Eさん 40代 女性 入院期間 H29年8月~10月

ステロイドを再び使うようになって17年。NC21へ入院して脱ステをすると、間もなく顔や身体が腫れてきました。こすったら皮膚が破けて浸出液が溢れ出るのでは...目が覚めたらベチョベチョになっているのでは...そんな恐怖でいっぱいでした。ですが、その後は想像に反して症状が終息していきました。

ステロイドをまったく使用していないのに!バチルス入浴の効果だと実感しました。実感しても、次には「これまで身体に溜めこんだものを出し切れていないのでは??!」という不安に駆られました。

初めの一ヶ月は頭の中で色々納得できず、常に不安や心配を抱えていたように思います。同じ病気の仲間(他の患者さん達)と一緒に過ごす中で、長い間思い出さなかった自分の経験も久しぶりに思い出せました。

18歳、一晩で顔から眉毛もまつ毛も皮膚もなくなり、亜鉛華軟膏を塗ったリント布を毎日貼り替え、垂れる汁をタオルで拭っていたこと。大学病院の診察台に全裸で横に寝かされ、研修医に取り囲まれたこと。説明なくされた点滴がステロイドだと分かった時の絶望感。汁が染み出ないよう端の席に半分だけお尻を乗せて座り講義を受けた大学生活。朝タオルケットにくるまったままお風呂に浸かり、貼りついたパジャマを脱いでいた毎日。睡眠中に掻かないよう、横にならず床に座って夜を明かし仕事へ行っていた日々..

26歳の時に3ヶ月入院した病院での「ステロイド悪」からのパラダイムシフト。その後17年間は、自己管理ができればステロイドは大丈夫だと信じて使ってきました。今年の5月に別の免疫疾患で救急搬送され、ステロイドの内服治療となり、このままではいけないと感じたため、統合医療や東洋医学、瀉血など色々試しました。内服治療が終わった後から、アトピーは悪化して塗り薬も効かなくなり、兄が見つけてくれたNC21に入院しました。

周囲の方々からは、以前入院していた病院の方が慣れていることもあり、安心なのではという声が多かったのですが、NC21にして本当に良かったと思います。 今回の入院は私にとって新たな価値観、パラダイムシフトとなりました。ベースがステロイド、プロトピックではない治療ということと、瞑想と散歩が私には大きな治療となりました。皮膚状態や検査数値が改善してからもしばらく入院を続けた期間が、私にとっては必要な時間だったと感じています。

自分のカルマというのでしょうか。どんな不条理だと思うことも納得できないことも原因は自分からしかなく、散歩をしていると、これまで勉強してきたこと、良いとされること、知識や感情でカバーされ見えなくなっていたものが、少しずつ感じられるようになりました。ただ“歩く”ということが身体や心を健康にしてくれたように思います。

病院も治療方法も選択権は自分にあり、上手くいかないことも含めてこれまでの経験があって今がある。病気になることで健康になることもあるのだなぁと感じます。

スタッフの皆様、高山の大地 全てのことに感謝し、いつか恩返しが出来たら良いなぁと思っています。有難うございました。

※本文は患者さんが書き込んで下さったノートをそのまま転記していますが、個人名などについては、プライバシー保護等を目的に、修正を加えている場合があります。あしからずご了承下さい。

ウェブサイトの症例等を更新しました

当院のウェブサイトに掲載している症例・入院感想のページを更新しました。

今回掲載させて頂いたのは、昨年中に入院→退院なさった4名の患者さまです。

http://www.nc-21.net/atopy/case.html

4症例とも、画像による見た目上の改善だけでなく、検査データからも改善の様子がお分かりいただけると思います。

掲載にご協力頂いた患者さまに感謝いたします。

また、入院感想のページにも新しい感想を掲載しました。※すでに当ブログに掲載済みのものもあります。

入院まで苦しんでこられたことや、真剣に入院治療に取り組まれていたこと、回復の喜びが伝わってくる感想ばかりです。

ぜひご覧ください。

入院患者さんの感想  Kさん 平成29年7月退院

K様 40代 女性  入院期間 H29年5月~7月

物心つくころからアトピーで、肘裏などの間接部分にステロイドを常用していました。
成人し、結婚、出産を経てじわじわとアトピーの範囲が広がり、ステロイドの効き目が落ちてくるのを実感。
怖くなり32歳の頃脱ステしましたが、リバウンドが落ち着いたのちも、常に顔・体のかゆみが絶えず、漢方も試しました改善できませんでした。

脱ステ5年目くらいで久々の妊娠・出産。
産後は脱ステのリバウンド時のようなひどい状態で、育児もままならなくなり、嫌々ながらもステロイドを使う生活に逆戻りしました。
久々に使うステロイドはランクの低いものでも炎症がすぐ治まり、夢のクスリのように思えましたが、みるみる効きが悪くなり、やはりステロイドでは良くならないと再認識しました。

しかし、生まれてきた子もアトピーで、頬や関節がぐじゅぐじゅになり、他の手立てがわからず泣く泣くステロイドを塗りました。
当然、子どものアトピーも範囲が広がり悪化するばかり。
日々、自分と子どものアトピーに振り回され、ほとほと疲れ果てて、生きるのがしんどい・・・との思いがよぎるようになりました。
アトピーは命に係わる病ではないと言われますが、毎日、毎時、毎分、毎秒、止むことがないかゆみや掻き傷の痛みにさらされ続け、生きるエネルギーがすり減っている自分に気がつき、それは充分命に係わっている!と自分自身に危機感を覚えました。

ネットで情報収集する中で知ったNC21は、症例の写真の説得力が強烈でした。自分の症状でも辛いのに、もっと重篤な症状の方々がすっかりきれいに改善しているのに驚き、アトピーを持つ子どもと一緒に入院しました。
入院当初は、もしここでだめだったら後がない・・・という恐怖心がありましたが、何度も入院体験者の声や症例写真を見ることで、きっと大丈夫との思いが強まりました。
入院2~3週目頃まではリバウンドで辛い時期でしたが、その後は顔や体の腫れ、赤みが徐々に引き、傷も減っていきました。
1ヶ月経つ頃には、バチルス入浴の良さを充分に感じることができました。

そして2ヶ月目、さらに傷や乾燥の範囲が少なくなり、肘裏に少々湿疹が残る程度まで改善。
その湿疹も、少々掻いてしまっても大きく崩れることはなく、自然と傷が治ります。
子どもも同様に、それぞれ湿疹のある個所は残るものの、きれいな肌の部分が大半となり、大いに満足しています。
脱ステしてたったの2ヶ月程度で、今のレベルにまで改善してくれたバチルス入浴は素晴らしいです。

もう一点、重要なポイントである食事療法は、玄米菜食が中心の豊富なバリエーションのメニューで、飽きることがなく、毎食大変楽しみでした。
その他、勉強会、カウンセリング、イベント等、患者が前向きに療養に向きあえる環境が整えられていることがありがたかったです。
また、同じ悩みを抱える同志である方々と交流することで、明るい気分になれたり、ちょっとした不安が払しょくされ助かりました。
バチルス入浴に着眼されて研究を重ねていらっしゃる久保先生、その他すべてのスタッフの皆様に、ただただ感謝あるのみです。
NC21で安心して脱ステさせていただいて、今後は自分の生活の中でいかに養生していくか。ここからが本番です。
バチルス入浴という強い味方に支えてもらいながら、自分の健康の舵取りができるよう、こちらで学ばせて頂いたことを実践していきたいです。

※本文は患者さんが書き込んで下さったノートをそのまま転記していますが、個人名などについては、プライバシー保護等を目的に、修正を加えている場合があります。あしからずご了承下さい。