月別アーカイブ: 5月 2016

今日は、1ヶ月に一度、体育館を借りてのスポーツの日。

スポーツができる程度まで回復されている患者さんを、近くのアリーナにお連れして、バドミントンや卓球、バレーボールなどを楽しみました。

当院に入院なさる患者さんは、重症のアトピー性皮膚炎の方がほとんどで、入院直後は、院外への外出や、軽い運動も難しい状態の方も多くいらっしゃいます。

ですが、徐々に症状が回復するにつれて、患者さん同士で交流したり、散歩をしたり、体を動かすことが出来るようになる頃からは、レクリエーションスポーツなどで体を動かされることをおすすめしています。

症状が悪化している時期は体を動かせず、筋肉や体力が落ちていますので、退院後、日常生活に復帰することを考えると、体力づくりはとても重要です。

参加した方同士の交流が深まるのも、スポーツの良い所です。

院長が、患者さんに入院中一度は必ず観るようにと指導している、腸内フローラに関する映像。

今日は午後より、数週間ぶりに観賞会をおこないました。

初めての方はもちろん、二回目になる方もいらっしゃいましたが、何度か観るうちに理解できることもあり、新たな発見があったのではないでしょうか。

腸内環境が、体の免疫や心の状態にまで影響を及ぼすことがわかってくると、自然と健康的な食を意識するようになり、入院中だけでなく、退院後の食生活への考え方も変わってくるかも知れません。

そして、もちろん、食事は楽しみや喜びという側面も持っています。

今週は、患者さん皆さんでヘルシーなデザートを自作するイベントも開催します。

このブログを主に書いている、事務 中川のデスクの真正面はクリニックの畑が見える窓があります。

この畑の奥には、近所の方がお米を作られている田んぼがあるのですが、田植えを前にして水がはられました。

田園に囲まれている当院。

一歩外に出ると、遠くにはまだ雪の残る北アルプス、足元には田園を流れる水路など、美しい景色がそこかしこにあります。

自然豊かな恵まれた環境だからこそ、患者さんには新鮮な空気や美しい景色を取り入れることを意識して、心まで癒されるような入院生活を送って頂きたいと思っています。