小児のアトピー性皮膚炎の特徴は食物アレルギーがほとんどで
腸管粘膜の成長とともに改善し正常な腸管免疫が形成され、小中学生くらいまでには
改善されるといわれています。
しかし、成人型では、食べ物やダニ、花粉など除去しつつも改善されないことありませんか?
これは、皮膚に感染している病原菌が原因です。
主に、マラセチア、カンジダといった真菌、黄色ブドウ球菌の感染が原因アレルゲンになっています。
皮膚の中にひそんでいるため、痒みはかなりつらいものです。
当院では、入院時、一ヵ月後、二ヵ月後、退院時にと・・
皮膚からのスタンプ培養を行っています。
入院当初は、培地一面が菌でいっぱいになっていますが、入院治療を継続していくと、皮膚内のマラセチアやカンジダは減少していきます!
定期的にスタンプ培養を行っていくと、目に見えるかたちで確認ができます。
バチルスの力をかりて、一ヵ月後、二ヵ月後と・・・血液検査の数字による変化・スタンプ培地での目で見る変化。
楽しみになりますよね。