アトピーについて

ステロイド療法との違い

一番の違いは、ステロイドはアトピー性皮膚炎の最終段階の炎症をとりあえず抑える対症療法であり、バチルス入浴ケア(Bacillus Spa Care:BSC)は、アレルギーの原因である免疫反応を変えたり、アレルギーの原因である皮膚の病原性微生物(黄色ブドウ球菌やカビの一種であるマラセチアやカンジダ)を減らすというように、原因にアプローチするという点です。

慢性の重度のアトピー性皮膚炎には不向きなステロイド療法

現段階では、ステロイド・プロトピック等の免疫抑制薬による対症療法が、医学会の主流です。ステロイド外用は便利かつ簡単で、当院でも外来では患者さんのニーズによっては使うことがあります。

特に一過性のカブレ等の湿疹には有効です。しかし、慢性の重度のアトピー性皮膚炎には不向きです。

成人型アトピー性皮膚炎の最大のアレルゲンは病原性微生物

なぜなら、成人型アトピー性皮膚炎の最大のアレルゲンは、病原性微生物だからです。皮膚に多量の病原性微生物がいるところに免疫抑制薬を塗布し続けると、皮膚のバリア機能まで破壊され、ある時点で病原性微生物の大量発生が生じ、強い発赤と滲出液が出てコントロールが利かなくなります。

抗生剤を使用しても効果は一時的で、すぐにMRSA等の耐性菌が生じます。この時点で重症患者さんは医療機関に行かなくなります。

黄色ブドウ球菌を培養

皮膚に直接つけるスタンプ培地で黄色ブドウ球菌を培養しています。

左はアトピー性皮膚炎の患者さん。右は健常者である私(院長)の皮膚です。

重度の成人型アトピー性皮膚炎の患者さんでは病原菌感染が明確です。

黄色ブドウ球菌を培養

BSC浴水中のBacillus subtilisの抑制効果

イメージ:BSC浴水中のBacillus subtilisの抑制効果

患者皮膚から分離したカンジダという酵母様真菌に対するBacillus subtilisの抑制効果

  • A:生物農薬で使用されているBacillus subtilis株
  • B、C:浴水からのBacillus subtilis分離株
  • D:4mg/ml濃度の抗真菌剤アンフォテンシンB20μlを対照とした。

ABCDは直径23・24・30・20mmの阻止円を形成。いずれのBacillus subtilisもアンフォテンシンB同様に明確なCandida albicansの増殖阻害を示した。

アトピー性皮膚炎を皮膚感染症に対するアレルギー反応と考えた場合、ステロイドを塗布して炎症のみを抑えるのか病原菌をなくして炎症を起こさなくするのか、どちらが優れているか冷静に考えてみてください。

バチルス入浴ケア(BSC)
バチルス入浴ケア(BSC)はアトピー性皮膚炎がなかったころの自然環境を再現しただけの、シンプルで体にやさしいケア方法です。

ページの先頭へ戻る

COPYRIGHT © Natural Clinic21 All Rights Reserved.