治療の現場から
院内・入院病棟の様子(2025年9月)
2025.10.01スタッフブログ
こんにちは!ナチュラルクリニック21中川です。
飛騨高山は厳しい残暑も落ち着いて、過ごしやすい気候になってきました。
クリニック周辺の田んぼも黄金色にかわり、稲刈りなど田んぼの作業が進んでいます。
また、大型の機械が入りにくい田んぼなどでは、昔ながらの天日干し(ハサ干しとか、ハゼ干しとか呼びます)をしている田んぼも見かけます。
私の実家はまさにそんな感じで米を作っているので、今年も稲刈りから始まる収穫の作業を通じて、秋の訪れを実感しています。
入院対応・病棟の状況
夏場にたいへん多かった入院患者さんも、9月中には大多数の方が退院なさり、病棟には余裕が出てきています。
入院希望・ご検討の方には専用の携帯電話で対応していますので、お気軽にお電話ください。
090-6395-1966
※早朝・夜間、外来の休診日、土曜の午後はつながりません。
また、不在着信に対しては、継続的にやり取りをさせていただいている番号のみ折り返しています。
9月の院内行事の様子
川畑のぶこ先生の院内セミナー
不定期で院内セミナーや個人カウンセリングをお願いしている、心理療法家の川畑のぶこ先生。
サイモントン療法の講師・カウンセラーとして活躍している川畑先生ですが、断捨離のアンバサダーとして、断捨離の創始者 やましたひでこさんとともに「断捨離」を普及させた人物でもあります。
これまでも断捨離をテーマに院内セミナーをお願いしたことはありましたが、今回はちょこっとだけ上級編に踏み込んだお話しを聞かせていただきました。
※帰宅後にクローゼットの片付けをしたことは言うまでもありません。
当院での入院治療は、体の癒しはもちろんのこととして、患者さん自身が内面的な課題に向きあうことができる時間となるよう、機会の提供をこころがけています。
朝の瞑想会 中谷バージョン!
9月中旬から、朝の瞑想会をスタッフ中谷がリードしてくれています。
何年も前から日々の瞑想に取り組み、いろいろな講師からも瞑想法を教わってきた中谷ですが、この9月、飛騨千光寺の大下大圓長老が提唱する【臨床瞑想法】の指導者資格を取得しました。
朝の瞑想会でも臨床瞑想法のメソッドにそった瞑想をしてくれていて、患者さんにも好評です。
また、毎朝の実践は中谷のスキルアップにも役立っているようです(^^)
瞑想のスタートや終わり知らせる際に鳴らす【ティンシャ】
チベット仏教の法具で、紐でつながった二つのシンバル状の金具を当てて、透き通った音を奏でます。
臨床瞑想法とは
医療・福祉・心理・教育などの対人援助の現場で活用するために体系化された瞑想法で、特定の宗教にこだわらず、仏教の伝統的な瞑想と近年の医科学的実証研究を融合させて開発されました。
飛騨大鍾乳洞
まだまだ暑い9月、どこか涼しいところへ出かけたいなぁと思っていましたが、車で30分ほどのところにある飛騨大鍾乳洞へ行くこととしました。
「日本で最も標高が高い観光鍾乳洞」というこの鍾乳洞。
当日はあいにくの曇り・小雨の天気で外の気温も涼しかったのですが、鍾乳洞内は15℃前後!とヒンヤリ肌寒く感じます。
アタマをぶつけそうなくらい天井が低いところから、大回廊のように天井が高いところまで、2億5000万年をかけて形作られた変化に富んだ洞内は、見ごたえ、歩きごたえがあり、みんなで探検隊気分を味わいました。
もちろんお菓子作りも
患者さんのお楽しみの時間になっているお菓子作りの行事を、9月も行いました。
10月は、秋の高山祭りがありますので、希望する患者さんをお連れする予定です。
他にも、患者さんの気分転換につながるような行事を考えたいと思っています。