治療の現場から

まとめ:2018年 入院アトピー治療の改善率は100%

2019.09.29治療の現場から

上のグラフは、2018年にアトピー性皮膚炎で初めて当院へ入院した患者さん(1ヶ月間以上の入院)のTARC低下率です。

全ての患者さんが原則ステロイドを使わない治療(非ステ治療)を行うと同時に、バイオ入浴にも取り組みました。
バイオ入浴の免疫を整える働きがアトピー性皮膚炎の炎症を抑え、皮膚の病原菌を減らすと同時に、脱ステのリバウンド軽減や皮膚再生を助けます。

もちろん、当院では非ステロイド治療の他にも、食事療法や心理療法を取り入れた統合的なケアを行っていますので、この改善データは、そのすべてが組み合わさっての結果です。
当院のアトピー入院治療の特徴はこちらのページにまとめています。

ナチュラルクリニック21アトピー入院治療の特徴

グラフをご覧の通り、TARCが30%以上改善しなかった方はいらっしゃらず、
平均で69%低下しています。

入院時の最高値は51404、最低値は669、平均は8687(中央値4115)で、最もTARCが低下した方は

51404 →723 98.59%の改善で、視覚的にはこのように改善しました

低下率が最も低かった方で、 1669 → 1127と32.47%の改善でした。

もともとTARCが非常に高値であった方ほど低下率は大きくなり、もともとTARCが比較的低かった方は、下落率も小さくなることが多いという傾向があります。

上記データに含まれている参考症例

念願の脱ステを達成して職場復帰

不安障害と最重症アトピーを入院治療

生活の変化から最重症化したアトピー患者 食事療法で減量にも成功

マスクが手放せない生活からメイクを楽しめるまでに改善


当院では、重症者にはなるべく入院して治療に取り組むことをお勧めしています。

 

血液検査項目:TARC(ターク)とは・・・

アトピー性皮膚炎皮の程度を示す最も鋭敏な指標で、
皮膚の免疫を担当する樹状細胞や血小板が分泌します。
詳しくはこちらをご覧ください。症例の見方
なお、昨年の新患入院は22名と分母が少なかったため、
今後はもっと長期のスパンでも集計してご紹介したいと思っています。

参照データ

解説

縦軸左から順に、患者番号(No.)・入院時のTARCの値・
退院時のTARCの値・入院でのTARCの低下率
横軸下から二段目は入院時のTARCと、治療後のTARC低下率の平均値
横軸最下段は入院時のTARCと、治療後のTARC低下率の中央値

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