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症例:19 5才男児 入院期間:2014年6月~8月

2015.08.22症例ブログ

小児アトピー性皮膚炎にも向いている

入院までの経緯

入院の1年半前、3歳から左手首に湿疹が生じ、掻いている内に全身に拡大していた。
入院4ヶ月前に左腕を骨折し、ギプス固定していた間に皮膚炎が悪化。
その1ヶ月後には溶連菌に感染し近医で抗生剤内服を受けたが、それがきっかけになり全身性に皮膚炎が生じるようになった。
近医皮膚科にてアトピー性皮膚炎の診断を受け、非ステロイド外用とセレスタミン内服治療を受けていたが、内服中止後、アトピー性皮膚炎は重症化し範囲もいっそう拡大。
両親はステロイド外用使用に抵抗があり、当院にて入院治療を行った。

検査データの見方はこちらのページをご覧ください。

入院後の経過

入院当初は痒みと滲出液を伴った強い湿疹が全身に認められ、発熱や低蛋白血症もありましたが、バイオ入浴を1日2時間程度入るよう頑張りました。
次第にアトピー性皮膚炎は改善して退院。入院時には痛みが激しく、症状を記録する写真の撮影も困難でしたが、退院時には大人と変わらないくらいしっかりと撮影に応じてくれました。
退院後も自宅でバイオ入浴を行っています。

免疫発達には、なるべく幼少児を生物多様性の環境に置くことが欠かせません。
安易に抗生剤やステロイドを使用すると微生物バランスを壊し、免疫の発達を阻害する事になります。
ステロイド外用は、一時的に見た目はきれいになりますが、成人型アトピー性皮膚炎に移行する可能性を高めてしまいます。小児の湿疹は目標を免疫発達に置くべきで、少々出ていても良いぐらいの気持ちが両親には必要です。
バイオ入浴は、なるべく3歳までの早期に始める事が重要となります。

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