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ステロイドを使わずアトピーの炎症度が87%改善!治療実績公開

2019.12.21症例ブログ

重症のアトピー患者さんが医療機関を選ぶとき、何よりも重要なのは治療によって得られる効果ではないでしょうか?

ナチュラルクリニック21では治療実績の公開に努めており、具体的な症例も多数紹介していますが、このたび過去に退院なさった170名の入院患者さんの検査データを集計しました。
個別の症例を見る

次のグラフは、2014年1月から2019年11月までの間に当院で入院治療を行った中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者さん170名の検査データ統計です。

気になる結果は・・・

 

皮膚炎の重症度を示すTARCは平均で87%低下

入院時平均13655→退院時平均1792

  • TARCが1/10以下まで減少したのは170例中59例
  • 退院時のTARCが1000未満となったのは50例
  • TARCが低下しなかった症例は170例中5例で全体の2.9%でした。

 

~TARCとは?~

アトピー性皮膚炎を引き起こす2型アレルギーのマーカーです。
世界的にアトピー性皮膚炎の重症度を良く反映することで評価を受けていて、客観性に優れています。
成人の正常値は450以下、1500以上で中等症

アレルギーの炎症度を示す好酸球は61%改善

入院時平均27.1%→退院時平均10.5%

~好酸球とは?~
白血球中の好酸球の割合は急性期のアレルギー炎症を反映し、長期的にはアレルギー体質を反映します。
正常値は7%以下です。

自覚症状の評価POEM(ポエム)は60%改善

入院時平均23.9点→退院時平均9.5点

170例中、最重症20点超で入院した患者は136名、
その内71名が、退院時には軽症レベルとなる10点未満まで改善しました。

~POEMとは~
アンケート方式で行う重症度の評価手法です。
28点満点で、重症が10~20点、20点を超えると最重症という目安で評価しています。
※検査項目について詳しくはこちら

他にも2018年一年間の統計を公開しています。
まとめ:2018年 入院アトピー治療の改善率は100%

治療の内容について

入院期間の平均は78日間で、患者さんの希望から原則的にステロイドやプロトピックは使用せず、非ステロイド薬剤や食事療法、心理療法による治療と並行し、全ての患者さんがバイオ入浴にも取り組みました。

バイオ入浴とは・・・5分でわかる!バイオ入浴でのアトピー改善

当院では、免疫抑制剤を使わない治療でTARC低下率が平均87%、中央値81%という高い効果が見られていますが、このような結果が得られているのは、当院の治療方法やバイオ入浴によるケアがアトピー性皮膚炎の本質を捉えているからだと考えています。

なぜこんなに改善するの?

特徴①アトピーの原因は免疫不全と細菌感染であるとの立場から治療します

特徴②ステロイドを使用したくないという患者さんの希望に寄り添います

特徴③バイオ入浴についての情報提供や指導を受け、入院中に実践することが出来ます

特徴④食事療法・心理療法を取り入れたアトピー治療を行います

詳しくはナチュラルクリニック21アトピー入院治療の特徴

アトピー性皮膚炎の治療は、原因をしっかりと理解して正しく対処する必要があります。
成人型のアトピー患者さんは免疫が不完全なまま成長してアレルギー体質となってしまっていますが、バイオ入浴には免疫バランスを正常な方向へ修正する働きがあり、多くの患者さんにステロイドを使用しないコントロールを実現しています。

改善の様子

顔のアトピーが改善

最重症アトピー患者の足

最重症アトピー患者の手

※画像はそれぞれ別の患者さまです。個別の症例を見る

いっそうの信頼性を

巷には効果があいまいな民間療法や健康食品があふれていて、重症患者さんのほとんどはそれらに振り回された経験がありますから、アトピー患者のみなさんからいっそう信頼を頂き、入院治療に積極的に取り組んで頂けるよう、今後も情報の発信を続けていきたいと思います。

統計調査の詳細

対象患者
入院時のTARCが1500以上の中等症以上に分類されるアトピー性皮膚炎患者
2014年1月以降に入院し2019年11月末日までに退院した方
入院期間の平均値は78日、中央値は79日(最短28日、最長175日)

対象から除外した患者
複数回の入院歴がある方についての2回目以降
入院期間28日未満の方(教育入院や本人都合による短期入院者を除外)
アトピー性皮膚炎以外の皮膚炎によって入院した方
入院時の年齢が15歳以下の方

治療条件

 

 

 

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